bear,run
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誰のために?
- Date
- 2012-03-26 (月)
- Category
- life
TVが連日放送した某騒動で記憶に残ったのが「私のためじゃなかったの?」というもの。
文脈を説明すると長くなるので書きたくない。ただ、そうそう世の中「他人のために真摯に考えてくれる」なんてないでしょう。
誰かが自分のことを考えて何かをしてくれる、なんてファンタジーではないか。
と思いつつ、そういうのって気持ちが乾いてるんですかね?
最近思うことのもう1つは納期って何?
これは、問いたい具体的な人が浮かびます。
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忘れられた花園(ケイト・モートン)
- Date
- 2012-01-10 (火)
- Category
- book
これはおもしろかったですね。
3代に渡るエピソードが交互に積み重ねて、1つずつあきらかになっていく謎。思わぬ伏線がキラーパスになってる。絡まった鎖がきれいに伸びた1本の線になる。そういう達成感がある。
19世紀のイギリス、死んだような館の世界がなんとも。これは好き嫌いあると思うけど、自分は好みなほうなので。一言でいうと、ジェーン・エアっぽい感じ。そして、取り残された少女が辿る、「なぜ自分はここにいるのか?自分は誰なのか?」という謎。劇中のおとぎ話として、要所で挿入されるおばさまのお話がキラキラした宝石って印象。
読後、時間が経つと、そもそもライナスのキャラクターならあれはNGでしょう、と疑問も出てくるし、謎解きに注力する一方、ネルやローズの苦悩がもっと描かれてもいいのに、とも思ったりするけど、まあまあ。過去にとらわれた女性が未来を見ようとするまでの再生の物語でもあり、とてもうまくまとめられているお話でした。
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大人は嘘つき
- Date
- 2012-01-05 (木)
- Category
- life
と言ってみたくなる今日この頃。
でも、納得ではないけれど、飲み込んでいかないといけないこともあると思う自分も十分大人になったと思う。
根からいい人もいるんだろうけど、自分は正直に行動するとその行動の結果は「いい人」ではない。ま、いい人になりたいわけじゃないし。
2012年はそういう感じです。
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いまの話
- Date
- 2011-12-17 (土)
- Category
- life
先日、知人が仲間とやっている芝居を見てきて、そのときの違和感が「いま、こういう話なの?」ということだった。
お話自体は世界観もしっかりしてて、長過ぎの感はあったけど、お芝居のていはなしていて。役者さんもいろんな劇団から集まってるという話で、破綻してる人はいなかったし、まあまあ。
でも、描かれていたのが「世界と自分」で、思考が内向きに「自分」なのが、個人的には「あ、そうなんだ…」って感じがした。いま、3.11とかあって、原発の問題も身近になってて、考えることいっぱいあるじゃん。だけど、彼らが問題にしたのは「世界と自分」なんだ。って、そういうふうに感じた。
別に社会派で生きてるわけじゃないし、積極的にその手の運動にかかわろうともしてない自分がそういう感想を持つのはおこがましいのかもしれないけど。
誰にとっても、この1年の出来事はスルーできない、そういう類いの感情を起こさせたと思うし、そういう感情は何かを考えるときにわずかなものでも影響するのではないかと考える。
何かを表現する際に何でもかんでも絡めるべきとまでは言わないけど、まるきりスルーなのもどうかと。劇的に変わるべきとは言わないけど。なんだか数年前で時間が止まってる感じ、がした。
要は、その知人なりに、3.11を経て、一度はやめると言っていたお芝居をまた始めたというし、何らか彼らが考えたことを知りたいと思って、自分はそのお芝居を見に行ったのだと思う。ところが、自分が期待した反応がそこになくて、あれ、ちょっと…と思ったんだと思う。
裏を返すと、自分が立ち止まって何やら考えたいのかもしれない。
だとすると、人のせいにするな、自分でものを考えろってことですね。
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蜩ノ記(葉室麟)
- Date
- 2011-12-11 (日)
- Category
- book
これは、ちょっと残念。
過去の名作のエピソード的なものをコラージュした感が強い。藩主の側室との一件だったり(名作「蝉しぐれ」を思い出すのは仕方がないでしょう)、死に際でも妹を笑わせようとする少年だったり。どうしてもデジャブ感がある。それでも、それを凌駕するものが描かれてさえいればよかったのに。
何より、雑誌連載に加筆したそうなのだけど、連載時にぶれたんだろうなと思わされ、加筆修正でも1本の筋にできなかったんだなと。登場人物のキャラクターが、最初に出てきたとき中盤以降であり得なく変わりすぎる。その行動の元になってくる登場人物の感覚が現代の感じすぎて、ちょっといただけない。
肝心の切腹を受け入れる心情が、最初から一本通ったものであるように感じられない。しかも、それぞれ納得できないから、終盤のオチにも感動がない。
最初言っていた、主君の疑いが許せない、そういう主君相手では疑いを晴らす気にもなれない。なんて、現代人の思考すぎる。それでいて、ラストの元側室との語らいでは、自分想ってました的なことを語らせるし。それって心情的にはすでに不義ですよね。それなら、だから自分は切腹を受け入れるんですってほうがしっくりし、その心情にこそ心を動かされる。
そもそも、自分が巻き込まれた陰謀の存在に気づき、それを探り始める中盤以降から、切腹・不義云々は大きな問題ではなくなってくるし。敵役も、父親にそいつのほうが認められてたから、その恨み的な。正直、何それって思います。ラストもハチャメチャすぎる。敵役でもボスキャラなので懐の深さを出したいというのはわかるが、その理屈はおかしい。
書きたいことがありすぎて入れすぎてしまったのか。ところどころの描写はデジャブ感があろうとうるっとくる部分があったのに、読み終えた後の大きな感動には至らなかった。非常に残念。1つ1つ、短・中編にすればしっかりとした読後感が得られたのかもしれない。本当に残念。
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悪と仮面のルール(中村文則)、ある人生の音楽(アンドレイ・マキーヌ)
- Date
- 2011-11-07 (月)
- Category
- book
引っ越し前に駆け込みで未読の本を読んでおります。
・悪と仮面のルール(中村文則)
これは想像と違ったな。テーマが「絶対悪と絶対愛の闘い」のわりに、作者の主張の代弁なのか、登場人物がとにかく理論武装しているという感じ。そういう闘いなのか、と。登場人物が心情や主義を語らずに、行動なりの描写でストーリーが展開していくのが、個人的に好みなので…。そういうと、一人称で語られるこの小説にはもともと不向きだったのかも。
・ある人生の音楽(アンドレイ・マキーヌ)
これは、とてもきれいな物語でした。ピアニストを目指す青年に降りかかる運命は残酷なんだけど、物語のクライマックスで彼が演奏するシーンの感動的なこと。スターリン時代の大粛正の時代を描いていて、そういえば、そういった、共産圏における一般人にまで及んで粛正というと中国の文革が各方面で取り上げられているけれど、ソビエトもそういう時代があったんだって、この小説で思い出す。「収容所群島」(ソルジェニーツィン)は、でも、このスターリン時代よりも昔でしたか…。この小説の話に戻ると、ラストが一番印象的です。自分が演奏会を行うはずだったホールで、年老いたかつての青年は新人ピアニストのコンサートを聴くんです。そこが悲劇的でなく、それでも(ピアニストになれなくても)彼はずっと音楽とともにあるんだという幸福感で終わるという印象でした。
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人を変えるのは難しいが、自分が変わるかどうかは自分次第。
- Date
- 2011-10-22 (土)
- Category
- life
だから「簡単だ」っていうわけじゃないけど。
この前聞いた、某知人の話から、感じたことがある。
仕事の役割で見せている自分ともともとの自分が違うっていうのはどこかに無理がくるのかな、と。自分もそういうの気になってた時期があるけど、最近はそもそも全く違う人にはなれないはずだから、どっちも自分って思えればいいんじゃないかなと思うようになってきた。
何をどう考えるかはその人次第だからと言ってしまえば、まあ身もふたもないけど、結局、自分が受け止めないとねって思うので。
先日、大山に登ってきました。非常に険しかったです。
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